雑記

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 風邪は、酷くもならないが、微妙な不調さのまま続いている。37度前後の微熱、鼻づまり少し、鼻づまりから来る喉の痛みと痰の絡んだ咳、うすぼんやりと痛いような気のする頭。でも全体に酷すぎるほどでもなく、調子悪さとダルさはつきまとうが動きたくないというほどのしんどさでもない。しかしこれ休みの日だからいいんだけど、月曜日もこの調子だと面倒だなあ感はある。月曜までにもっと治んないかな~。

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 結局、鼻づまりと咳で眠りが浅く、日付変わる頃に寝に入ったのに朝4時くらいで目が覚めちゃった。熱は、昨日より少し下がって、微熱と平熱の微妙な境界。これ以上熱が上がりそうな気配はやっぱりないので、ちょっとした喉風邪を引いただけかねと思う。一応今日は人に会わないように過ごす。

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 軽く寝落ちした。目が覚めてみるとはっきり熱っぽいなという感触で、体温測ったら37℃ちょうど。うっすらと感染症を疑うものの、自分の平熱からすれば微熱程度で、今のとこ急激に上昇する気配はない。夕方から夜半にかけてこのくらいの微熱でぼへっと気怠くなるのはしばしばあるし、コロナだのインフルだのは違う感じかな~という気は強くあるものの、とりあえず明日まで様子見。

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 今日はなんかうっすら、体調悪いかもしれない。風邪引いてるかも。といっても、別にしんどいとかは全然ないんだけど、なんとなく喉ががいがらっぽくて痒くて軽く咳が出たり、なぜか今日は右腕や右足だけ攣りがちというか、なんかこわばってる感じだったり。ここ一月ほどうまく仕事が捗ってなくて、持ち帰りであーだこーだやってたりしたので、慢性の睡眠不足と不眠傾向が強化されてたのでちょっと弱って不調が出てるかもしんない。とはいえ不元気っていうほどでもなく。とりあえず仕事は少し目処がついたので、今日はよく寝れるよう心掛けよう……

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台風で午後からバスが止まり、仕事もお休みになった。帰って昼寝した。浮いた時間を有意義に使ったりはしない。

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 今日、職場に、前にバイトしてた人が赤子どのを連れてやってきてくれた。一歳半の検診に行くのに近く通るからってわざわざ寄ってくれたみたい。めっちゃ赤ちゃんの空気を浴びた、ありがてえ。
 あれ〜もう二歳くらいなってたっけ?!と思ったくらいめっちゃ体幹できてて、立ち姿が背筋まっすぐでめっちゃ凛々しくてシャンとしてた。そしてがんがん走る。たまに転けてもめげない。また走る。そして運動すればするだけご機嫌になるのか、最後のほうはめっちゃニコニコきゃっきゃしてて、そらもうこっちもニコニコウフフだったよ。元気いっぱいかわいかった〜❤

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 台風直撃コースに乗ってきたよォ
 まあもし直撃になってもその頃までには結構弱まってそうな予報だけど、とはいえ油断はいかん備えはしなきゃね。それにしても週末に来るのはイヤだなあ、ただでさえ梅雨入りしてて毎日天気がイマイチなのに、休みの日に暴風じゃ洗濯がはかどらないし家の中に干したら家が湿気て滅入る

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指紋認証はやっぱり復旧しない。最後の手段で、出荷時状態まで初期化を試してみたいが、バックアップとか準備はいるので、今日は出かける用事もあるのであきらめて別のロックを使っておく

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 スマフォンの指紋認証できなくなっちゃったよ〜。
 物理的にセンサーぶっ壊れの可能性もかなりあるとは思うけど、なんとなくAndroidの制御が壊れてるだけな気がして、あれこれやってみてるけど治んねえよう。不便きわまりない。
 実はこの夏にTORQUE06出るんじゃないかと期待しながら今のg05に変えたので(端末代も早期買い替え想定のプランで払ってる)、もし販売されるなら機種ごと新しくすればいいんだけど、そもそも6を出してくれるのか問題。TORQUEシリーズについては開発と販売継続という報道もあるけど、一方で、TORQUEも含め個人向け端末全撤退の報道もあり、信じる/信じない……

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猫舌のくせに、淹れたてのお茶コーヒーをなんも考えんと躊躇なく口に運ぶくせがあり、舌を軽くやけどした状態がわりと通常態である。先ほども、淹れたてのコーヒーを思い切り啜り込んだばかりで。

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 結局、駆けつけてきたおばあの子孫がたくさんいて手数が足りてたし、葬儀も大きくはやらずに内々でやるというので手伝うようなあれこれもなく、むしろ私がお邪魔することで気を回させてしまい、車で拾ってもらったりなど逆に手を煩わせてしまった。とはいえおばあの顔を見に行けて良かったし、親戚たちとまたわりとのんびりしんみり、思い出話が出来る時間もあって、ありがたかった。週末、火葬があって、そのあと精進落としで自宅でいろいろやるというので、じゃあまたその際に、と辞してきた。

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前に書いた親戚のおばあさんが亡くなったので、とりいそぎ都会に向かっている。今日のうちは、なんか手伝うことがあるかはわからないが……とりあえずこの週末は葬儀等々が多分あるだろうから、その手伝いはすることになる。

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 かなりひっさびさに集まった友人でわちゃわちゃ話してきた。
 中に一人、かなり普通にオタ業界用語が通じる別ジャンルのオタ人材がいるので、私は最近ネオアトラスってゲームでドツボにはまってて最近の推し活はこんなだよ~って報告して、そっちはどんな~?みたいに聞いたら、今はナマモノジャンルだと。そんで最近の推し活として、ライブ見に行くとか以外でやってた行動が、「推しの結婚式に出た設定でドレスアップしてカフェに入って、披露宴後に今日のお式の良さを語ってる風に推しを語るオフ」てのをやってるって聞いて、なにそれクリエイティブー!!!!って心打たれてきた。
 どういうものかというと、推しの結婚披露宴に友人として呼ばれたという想定で、こういうホテルで、こういうメニューで、余興はこういうので、誰々が挨拶して……みたいに設定を作り込み、ちゃんと結婚式に出る格好にドレスアップしてカフェとかでお茶会するらしい。この話してくれた友人の場合は、集まったメンツは同じグループ推しだけどそれぞれの推しは違うくて、別々のお式に出席した帰りにばったり会ったのでお茶してる、という設定でやってるみたい。なので、それぞれの推しの結婚式のかくかくしかじかの場面のここが良かった、泣いた~、みたいな妄想をそれぞれに語るオフというかたちになるようだった。このオフ会のために結婚式に出る想定の服をちゃんと買ったり、もちろん化粧もがっつりやる。だから外からみてると、結婚式帰りにカフェでお茶してるだけにしか見えないみたいなことになるらしい。なお、もちろん現実には推しは別に結婚もなんもしてないのである。
 「すげークリエイティブ!!」って褒め称えてたら、いやみんなわりと普通にやってますよ、って言うので、大手ジャンルはやっぱ違うな~って感心した。普通にやってるものなの???

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 京セラがスマホ端末作るのやめるってニュース聞いてしょぼくれてる。TORQUEユーザーなので……。
 アスファルトに叩きつけるレベルで道で何度か落としてるのに一向に割れないし、汚れたなと思ったら水で洗えるし、汗やら泥やらに塗れる現場に持ってっても頓着なしで使えるし、なんなら海に落としてもすぐ拾って洗えば全然大丈夫!という果てしないタフさが本当に心強かったのに……。
 次の新型が多分もうすぐ出て、それが最後の世代になりそうだから、それを手に入れて大事に使おう。

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友人と、しばらくぶりにガチ昭和空間を保つ大好きレストランに行った。今日は「ホタテ・ハンバーグ」とあるメニューにしたら、たしかにホタテ演出すごかった! 味も、なんていうかこう、感動するような洗練された美味ではないのだけど、なんだかしみじみと普通に美味い。いつもそう、不思議なくらいに食べ終わったときにすごく満足してる。今日も行って良かった。いつまでも栄えてほしいあの店。

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 切れた蛍光灯、昼のうちに無事に替えられた。
 そして、以前に蛍光灯替えたときに全然電気がつかなくなったスロットがあって、なんか調子悪いんかなとそのスロットの蛍光灯を外したままずっと忘れてたことにやっと気付いた。あれれ、ここ蛍光灯外したまんまだったか~、どうせならこれも新しいのん刺したらどうにかならんかね、と思ってそれも新しい蛍光灯ぶっさしたら、なんの問題もなくあっさり、電気がついた。
 蛍光灯4本、やっとそろい踏みで、意気も高く煌々と照る。おお、いと猛き蛍光灯たちよ、力溢れる高ルクスの輝きよ。これがフルパワーの明るさ。部屋が、とても、明るくてまぶし!!!(※本来あるべき明るさに戻りました)

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昨夜、部屋の電気がチラついてたので、替えを買わなきゃと思ってたはずだがすっかり忘れてた。今めっちゃチラついてて、うぎー気になる! だがどうしようもない

……と思ってたけど、いやなんかだいぶ前に絶対ストック買ってあると思う、そんな気がする、きっとどうせ私のことだ忘れてるだけだ、と確認したらちゃんと買ってあった! よくやる! でも結局、替えるのは明日にした。今は夜だから部屋のメイン電気落としたら暗くて危ないからね。日が出て明るくなってからね~

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 昨日も今日も天気は悪く、湿度も高い。急にドシャドシャ降って上がって、しばらくするとまた降る。これはもう梅雨入りしただろ絶対に梅雨だ。そんな気分になるが、明日からの天気予報ではしばらくそこそこの好天が続くとなっている。しかしよほどの異常気象でもない限りどうせ5月のうちに梅雨は来る。それから6月の末近くまで一月あまりも、ありえん湿気に部屋中べたつく、当地で最も不快な季節となる。梅雨のない土地がうらやましい。

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 昨日、友人とマックの喫茶店プリン味ホットパイ食べに行った折に聖闘士星矢の話になった。友人は小学生のとき、聖衣大系を買ってもらえることになったので自分の星座である蠍座にしたが、格好悪くて気に食わなかったと抜かす。贅沢言うなと罵っておいた。私は天秤座なので。かっこええじゃないかよ蠍座の聖衣。尻尾とかついててさ。中の人がおじいちゃんじゃないしさ。後に原作で老師が脱皮したときはビックリしたよね。
 喫茶店プリンホットパイは美味かった。コーヒーに合う。

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 新之助、ベリーベリー美味い!! ミルキークイーンはモチモチと甘さがすごかったけど、それが逆にクセとも言える気がしたところ、新之助はそこらのバランスがもっとこう、ちょうど良くてすごい。見た目は普段使いっぽいのに着心地バツグンの、ホンモノの高級カシミヤのマフラー(※着けたことないのに言ってる)……みたいな感じがする。クドくない。さらりと最適解。上善如水。
 むかーし、新潟に研修旅行行ったときに食べた、この世で私が味わった中で一番うまかった米飯、未だに揺るがぬナンバーワンのあの白米を少し思い出した。泊まった旅館の料理がとにかくなんでもかんでもすごく美味くて、なかでも米がほんとにヤバい経験したことのないうまさで、米の飯だけでいっぱい食べたいけどおかずも軒並み小鉢まで含めて全部全部おいしすぎるので、食べてたらお腹いっぱいになって米の飯がもう入らない、それが本当に悲しい気持ちにすらなった、あの天国の食事みたいな米……あれの面影があるってだけでちょっとすごい。

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 ちょうど今、新しく買った米を炊いてるんだけど、新之助ってやつ。
 前にミルキークイーンを買ってみて、モチモチ感すげくて甘みすげくて、なんかすげえ!って職場で興奮気味に話したら、職場の経験豊富なマダムに、最近は「新之助」っていうもっとヤバいブツがあるんだぜ……と微笑まれたので、マジで!?ってなってからずっと気になってた、その新之助。買っちゃったんだ。
 そんで炊いてるんだけど(電気炊飯器置く場所ないのでいつも鍋で炊いてる)、沸騰してブシュワッ!てなったあと火を弱めても、なんか聞いたことのない生き生きしたツブツブ音が続いてて……えっ、これは……いつも通り炊いてるはずなのにこんな音……はじめて……って、早くもトゥンク……ッってなってる。まあ単に、水の量とか間違ってるだけかもしんないんだけど。水、いつも目分量で適当に入れるから、炊き上がりが毎回だいぶ違うんだよね~(適当) あんまり米の味にこだわりとかあるわけじゃないから普段は適当に安めの米を買ってるんだけど、ちょっと奮発したミルキークイーンはたしかにモチモチ美味くてすげえな!ってなったので、新之助にも期待しちゃう。

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そうだ、昨日書こうと思ってうっかり忘れてたけど、ワルプルギスの夜だ!
あなたのワルプルギスはどこから?って聞かれたら、私はオトフリート・プロイスラーの『小さい魔女』からだよ!って答える。「ワルプルギスのよーる!」

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そして今日は、眠くてうとうとしたりのっそり起きて洗濯したり煮物作ったりしながら大航海時代originを進めていた。いや推し活動とかいろいろやらなきゃねって思いはあったけど、なんかダラダラしたかった。自堕落なので楽に流れる。

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 昨日は伯母と母と三人で、親戚のばあの見舞いに行ってきた。感染症対策で病院は基本は面会禁止(ばあは危篤の状態なので、親族ということで入れた)で、祝日で外来もなかったのでフロアはどこもひっそりしていて不思議な感じだった。
 ばあは苦しそうな感じはなくただ眠っているようだったが、人工呼吸器がないと呼吸はできないし意識はない。顔見て手をさする程度のことで長居もしなかった。そもそも病院立ち入り者が厳重に管理されてる状態なので長っ尻なんてできない雰囲気。見舞いはみじかくさっと切り上げて、三人でお茶したりしながら、ゆるゆると親族があつまるばあの家に戻った(母と伯母はこのばあの家に泊まっている)。
 行ってみると、各所から続々集まってきたばあの子孫の数がたいへん多くて、いやこの狭い家にみんなよう収まっとるなという人口密度だった。ばあにとってひ孫世代に当たる小さい子も山盛りいて、とんでもないカオス。元気を持て余した幼児たちは、ずっと走ってるしずっとしゃべってる。さすがにくたびれてたので、挨拶程度でさっさと帰ってきた。とはいえ、久々に会う親族もいて、ちょっと話をした。
 ばあの孫世代の中では一番年かさで、私より二つ三つばかり年下の子も遠方から来ていた。彼女に子供が居るのは知ってて、確か上の子は二十歳越えてたはずと思いながら、今は子供達どうしてるのと尋ねたら、上の子はもう赤ん坊が生まれてて孫がいるって! ふええええ、孫ォ! ばあにとって玄孫にあたる世代がすでにいるということだ。まあ良かった良かったという気持ち。孫がいるとはいえこの子もまだ四十代にさしかかったくらいのはずで、見た目はまったくおばあちゃんの雰囲気ではないが、しっかり子供育て上げたわけで、もうなんていうか、立派だなあ。

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FF3が発売33周年!てことに気づいて目が覚めてきた!!
覚めてきたけどお祝いのなんかしら、今日はやってる時間がない
うう、GW中にイラストかなんか描けたいポイピクに放り込みたい

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眠くてなんもできん
晩飯もまだだしやらなあかん作業あるのに
ねむ

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 日記、なんだけど、だいぶ長い。ごく個人的な、身内の思い出をつらつら綴ってある。自分のために書き留めたやつ。まあ、見る人とかほぼいないこの場所だから、人目を気にせず書いておこう。なんでも、心内に響くものごとを書きあらわしておくのは、私のどうにも抜きがたい性分なのだから。

 つきあいが深い親族のおばさん(といっても高齢なので、世間的にはだいぶなおばあちゃん)が脳梗塞で倒れたということで、母が私の在所に飛行機に飛び乗ってやってきた。私も、おばさんの家に顔を出してきた。おばさんは病院のICUにいるのだが、昨今の感染症対策で面会は厳しかろうと私は病院にはいかず、集まってきたおばさんの子や孫たちにだけ挨拶してきた。母は病院にかけつけ、運良く面会はできたようであるが、意識は全くない状態で、自発呼吸もできないので人工呼吸器を繋がれているという話だった。おそらく、意識が戻る見込みはないという。
 倒れた人は90歳を超える高齢ではある。血縁からいえば母のいとこにあたるのだが、年齢は親子ほどに離れている。母が生まれた頃にこの人は結婚したばかりで、母の家の近所に若夫婦で住んでいた。母の実家は漁師で、男衆が魚を獲り祖母が店で売る、という家だったのだが、このおばさんも旦那が漁師で、おばさんは魚の行商をしていた。行商をしていた頃の思い出話をわりと近年に、雑談のなかでなんとなく聞かせてもらったことがある。頭に、たらいと魚、まな板と包丁とを一揃い載せ、峠一つ超えて隣の集落まで魚を売りに歩いたとか、そんな話だった。
 子沢山の家の末っ子に生まれた母は、当時の母家庭の家計が火の車で祖父母が忙しかったこともあり、あまりかまいつけられずに育っていたのだが、そんな母の日々の面倒を見てくれたのがこのおばさんだった。おばさんの長男は母の2つ下で、母は弟のように認識しているのだが、その子と一緒に育てられたような感じだった、と母は言う。小学生の頃の母は毎夕、晩飯は当たり前のようにこのおばさんのところで食べていたとか。母にとってこのおばさんは、実母である祖母以上に親しい存在であるようだった。
 私も、大学以降この地域に住んでから、とても世話になった。おばさんは、私を孫の一人のようにみなしてくれていて、盆と正月に顔を見せないと「来んね〜!」と電話が来るから、毎年2回はこのおばあさんに会いに行き、手土産にはおばさんの作ったごちそうの山の一部が折箱にみっしりつめられたやつを、持てるだけ持たされて帰るのだ。そんなふうに会う折々に、おばさんの思い出をあれこれと聞いた。物覚えの良い人なので、いろいろな話を持っていた。
 幼い頃、母親につれられて田舎の離島から船に乗って都会に出かけ、芝居やら映画やらを見たこと。小学生の頃、おばあさんが住んでいた離島にはうさぎがいっぱいいて、小学校の校庭にうさぎが現れたから追いかけた話とか(どうやら食べる考えだったようである。リアルにうさぎ美味しいかの山だな、と思いながら話を聞いた)。その小学校の校庭に特攻隊の飛行機が不時着して、集落のかみさんたちが炊き出しで握り飯を山盛り作って風呂敷に包んで持たせたら兵隊さんは深々と礼をして飛行機に乗った、それを見送った話とか。戦後すぐ、島々のあいだの移動は禁じられていたが闇で渡し船があって、当時まだ16、7という年齢だったおばさんは、芋の一袋を運賃に、島々伝いに別の島まで渡ったという話とか。渡し船は監視船に見つからないように夜の間だけ動き、小さい島々の影に隠れるように数日かけて移動した。そうやっておばさんは、血縁のある私の祖母を頼って島を出て、魚の行商を生活のたつきとするようになったのだった。
 幼い頃にかかった麻疹かなにかで昔から耳が遠くはあったが、心身ともに頑健な人だった。というか、大の病院嫌いなので、腕を骨折しても痛みをこらえて自然治癒にまかせるような人だった(骨折は、80代になってからのことだ)。しかしとにかく頭の回転も早ければ記憶力も良い人で、それはずっと変わらなかった。親族の誰だれは何歳で干支がなにか、曾孫の誕生日までも逐一覚えていて、入学や卒業の歳、法事の歳を細かにしっかり把握し、まめに祝儀や見舞いを送るのだった。
 このおばさんもさすがに膝が弱り、この2、3年は台所に立つのが難儀になって料理をできなくなったが、それまでは毎年、盆正月には山盛りのごちそうを自らこさえていた。料理上手で、自分でもそれを誇りとしていた。地域の伝統的な料理の味わいや下ごしらえというものや、その他にもあれこれのちょっとした習俗習慣を、このおばさんの生活にたまに顔を出すことによって、私は断片的ながら触れさせてもらった。一方で、おばさんの娘によれば惣菜屋で働いてた時期もあるといい、そこでおぼえたマッシュポテトだのサラダだの、モダンな料理もささっと作れる人だった。だが、焼き物だけは、彼女の伝統的な調理感覚と合わず、なんでも揚げ焼きにした(こちらの伝統的方言では、「焼く」というのは、油で揚げることを意味するのだ)。さんまもホッケも、なんであれ魚を焼いてくれと頼むと、それはカリカリに揚げられた唐揚げになって出てきた。

 新型コロナの拡大で、2年ほどの間、顔を出すのを遠慮していた。去年辺りからぼちぼち、短時間ながら顔を出すのを再開はしていたが、長いこと会えない間におばさんは少しだけ老けたし耳も余計に遠くなってはいた。それでもあいかわらず達者だった。
 ついこの間、4月のはじめに、母がこちらに来ていておばさんのとこにいるというので、私も顔を出して会ってきたばかりだった。会ってみたら胸元いっぱい大きな青黒い痣をこさえていてびっくりしたが、最近足がだいぶ悪くなっていて、部屋の中で躓いて真正面からこけてしまったのだという。幸いに骨折はしていなかったということだったが、胸元に大きくできた打ち身の痛みで呼吸するたびにしんどかったので、さすがのおばさんも、近くに住む孫たちの手配で大嫌いな病院にかかり痛み止めをもらったのだとか。痛み止めのお陰で睡眠も取れたせいか、おばさんはわりとケロッとした顔だった。「どうする〜○○ちゃん、おばは年取って、もうこんなだよ、どうしようかね」と、顔を合わせるといつも言うような文句はひとくさり言っていたが、へこたれている気配ではなかった。

 それから一月も経たない。倒れてもう意識が戻らない、というのはどうにも急なことで、虚を衝かれた気持ちはある。

 おばさんは、必ずしも温厚というわけでもなく、抜け目のない部分もあるし、頑固なところもあるのだが、とにかく情の厚い人だった。
 おばさんは団地に住んでいるのだが、私が帰るとき、玄関から私を送り出したあと、今度はベランダに出て、私の姿がバス停までの道を折れて見えなくなるまで見送っているらしかった。それもさすがに近年は足腰の弱りでやってなかったとは思うが、結構最近まで、毎度そんなふうだったのである。
 今日、おばさんの家に集まったおばさんの子孫たちや母と、和気あいあいと笑いもしながら、またしんみりともなりながら、あれこれゆっくり話をし、帰ろうねとその家を出て、バス停まで歩く道すがら、おばさんがいつもベランダから見守ってくれてたんだな、と思い出していた。その人は今はもうその家にいない。病院のベッドに寝ていて、彼女の意識には帳が降りたままで、その帳は、私にも垣間見えていたおばさんの生きてきた長い年月とおばさんの世界とをまるごと閉ざしてしまった。いつかは来ることと思っていたけれど、ついに閉じてしまったその世界を、悲しいとか寂しいとは思わないでおこう、ただ懐かしむように思い出そう、そうしたいんだと、そんなことを考えながらバス停までのいつもの道を歩いた。

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 仕事で書いてた文にたまたま民謡の歌詞を引用したいとこがあって、なんの気なしに〽を使ったら、校正頼んだ上司(同世代)にもさらに上の上司(だいぶ年上)にも通じなくて、いやいや昭和世代ならテレビのテロップとかどっかで見かけとるでしょ?!て訴えても誰にも伝わらず、より若い世代である平成キッズは当然にご存じなくて、それはしょうがないけど同世代まで誰も分からんとか嘘やろ!?!てアワアワしてた。世代差だとかそんなチャチなもんじゃあねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
 あとで別の同世代同僚に聞いたら、忘れてたけどそんなんあったね〜!てなったので、まちがっても私だけが知ってる謎の記号とかではないはず。ほんと誰も知らなくてびっくり、どころか少し怖かったわ。あんなに誰にも理解されないはずがない、だいぶ当たり前に使う記号だと思ってたので……
 まあ確かに、考えてみれば近年とんと見かけてないなあこの記号……とは思ったのだが、こんなに認知度低いとは思っておらなく。気がつかないうちにこんなふうに自然に廃れて忘れられてくってこと、意外とたくさんあるのかもなあ

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(サンジョルディの日とミゲルのネタ、うっかりツイッターで連ツイしちゃったけど、ネタバレもしてたし、最初からこっちに書いておけばよかったかと思ったのでコピペしとく。ツイッターのほうは削除)

 以前、大航海のやつでツイッター検索してた時、航海士として登場するセルバンテス(名前がミゲル)に触れて、ネオアのミゲルのモデルかな?と呟いているツイートを見かけたことがあるけど、ほんとに関係あるかも。ミゲルの名字パサモンテなんだよね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%...

 『ドン・キホーテ』のヒットにあやかり勝手に続編が出されるんだけど、その作者Avellanedaは、本名Jerónimo de Pasamonteではないかという説があるらしい。パサモンテは、レパントの海戦などいくつかセルバンテスと同じ戦に参加し、同時期に捕虜になった経歴があり、知り合いかもしれないという。
 ネオアのミゲルの名字が明らかになるのは1469の博物図鑑エンドでの話なので(※図鑑エンド堂々とネタバレごめんなさい)2や3のときまではそういう設定はなかったのかもしれない。後からこっそり関連ネタが仕込まれたのかなあ。こう、地味に仕込んでくるとこ……好き!

日記,ネオアトラス 編集

 やーっとらくがき置き場を設置できたー。グリッドテンプレートォ……便利だし、理屈としても好きなデザイン記述法だけど、とはいってもいざ自分が記述するとなると全然うまく思ったような配置ができない。今は、ものすごくもっさりしたド素人記述のまま、見ために思い切り破綻とかしてなきゃとりあえずもうそれでいいよ!みたいな感じでやっている。

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