雑記

管理

カテゴリ「カテゴリなし」の投稿3件]

ぼんやりとめざめたら、なんだかぽんぽん痛かばい…
というわけで、変な時間に目が覚めてしまった。トイレにこもってた間に目も冴えてしまった。
しょうがないのでメモでも。

 ChatGPTの使い方が未だに掴めていないが、インターネットやらが普及し始めたときと同じく、その技術がインフラとして当たり前に生活に存在することには慣れていったほうがよいだろう、という気はしている。
 とはいえ、AIは、今のところ私の生活に必須の技術とはなっていない。界隈を見てる感じ、プログラミング分野ではかなり必須のツールとなりつつあるようだが、私自身の生活についていえばプログラムを組むということがほとんどないので、頻繁にAIを使って時短、みたいな場面がない。

 創作物そのものをAIに作らせる、つまりAIに絵や小説を生成させることは、面白い遊びではあるが、私自身はその使い方にはあまり価値を見いだせていない。絵画であれ文学であれ音楽であれ、AIは自身のうちから吐き出される言葉を持たない(現状では)から生成物を見てそこに表出された表現を楽しむということにならない。また、AIに、私が構想し表出したいものを生成させようとスクリプトを叩き込んでも、AIはスクリプトから私自身の内にあるものを完璧に汲み取って完璧な表現として取り出してくれるわけでもない。そもそも私自身、創作の過程を楽しみたいのであって、なんとなくそれらしい完成品を手早く手にいれたいというわけではない。
 情報収集や整理については、おそらく現在のAI技術の仕組みそのものが、それらしいでたらめを吐かずに情報を収集・集約・伝達する作りにはなっていないので、今のところ調べものには向いていないなと思う。合ってるかどうかの裏取りが結構な程度で必要になるので、普通に自分で調べたほうが安心もできる。
 一方、放り込まれたデータの解析や類例や案の提示については、AIは得意そう。
 というわけで、私自身がAIを使うなら、校正支援の路線があるかなあと思っている。
 もともと類語からいくつかの案を提示、なんかはAI技術が得意とするところだろう。あと、以前に古いイタリア語歌詞の翻訳に使ったときに、品詞単位に切り分けして単語後との意味を並べていく、ということはできたから、自分で書いた文章を放り込んで、品詞単位に分解してどの品詞がいくつあるか計数させるとか、不要な単語を炙り出す支援とかに使えるかもしれない。ただし、もちろんAIの出してくる提案や統計がほんとに適切かどうかを自分でも確認する必要は常にあるが、それでも一人で校正するよりはだいぶマシだと思う。

 AIは、どうも、今なんとなく世間が期待しているほど汎用性のある技術ではなくて、使用場面が限定されるようだ。AIに、今まで人間がこなしてきた情報操作の仕事をまるっと代替させるイメージよりも、人間の作業の支援として使える場面で使う、というものだと思っておくほうがいいように思う。
 あと、チャットスタイルでAIにスクリプトを与えるという今のUIも多分、そのうち変わっていく。もう少し使いやすいUIが出るまで、ぼちぼち様子見しておく、でもいいのかなあという気がしている。

編集

 ふと、中島敦の『弟子』を思い出し、読み返して、やっぱり泣いてしまった。
 子路。乱暴で真っ直ぐで子供っぽくもあれば父性的でもある、中島敦の描いた子路。その大きすぎる敬愛が、孔子には届いたのか届いてなかったのか。最後の段落では、物語中再々書かれる孔子の肩透かしな弁舌の感じを食らったような感じがなんだか、今回読んでもやっぱりある。その反応かよ〜、みたいな。しかし、それでも、他人から見たらそうであってもやっぱり孔子に変わらず愛を向けただろう子路、と思うとこれまた泣いてしまう。
 こう、肉体という地面から足を離さない感じの子路がすごく良いんだよね。自分の体と生活から生まれる感情の中で、孔子に敬意と愛情を抱くにいたり、それを死ぬまでずっと変わらずまっすぐ抱き続けていて、作中でそれは愚かともまっすぐとも書かれるけど、ただそうであった、そう生きる以外を選びもしなかった子路がなんだか心に食い入って離れない。子路という人物をこのように描いた中島敦の筆にも、いつも打たれてしまう。
 最初に読んだの、もしかしたら高校の時の模試だったような気がしてるんだけど、一部分しかなかったはずだけど妙に心に残ったような(どの箇所だったかは忘れた。最後の方だったかもしれない。いや、ほんとは記憶が曖昧過ぎて、そもそも模試の問題文だったかも怪しい。幻の記憶かもしれない)
 大学入ったあとで古本屋でなんとなく『李陵・山月記』(多分新潮文庫)を買って、そこでやっと「弟子」を通して読んだんじゃなかったかな。そのときも、めちゃくちゃ切ないような、感服したような、すんっと外されたような、不思議な感じを覚えた記憶がある。
 ほんとは文庫本かなんかで、紙で、縦書きで読むのが一番だと思うけど、とりあえず青空文庫貼っておく。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/fi...

編集

連休前半に入ったっぽい。が、なんとかギリギリ4月中にやらんといけん仕事は間に合ったが、ギリギリすぎて5/1-2にあれこれ細かい残務処理などせないかんことに。土日休んだら月火は普通に出勤ということだ。GW前半と後半とを有休で繋いで大連休を錬成するは叶わず。まあ休み取ろうってつもり別になかったんだけど、ひょっとしたらあわよくばの気持ち、ちょっとはなくもなかったね、でもまあ普通に無理だったね

編集

Powered by てがろぐ Ver 3.9.0.

管理