雑記

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 スーパーの賞味期限切れ近いもの安売りコーナーに、水飴があった。賞味期限が迫ってるとか言うが、その期限はまだだいぶ先。それで半額なので思わず買ってしまった。
 しかし買ったはいいが、料理に使うといってもそれほどたくさん使うわけではない。和菓子でも作れば一気に使い切ることもできそうだが、ちょっとめんどくさい。
 結局、普通に一匙ばかりをスプーンで掬い上げて、それをそのままおやつとして食べてる。一日一匙。少しづつ減らしてる。
 買ったのは麦芽水飴とかじゃなくて、透明な、デンプンをケミカルな感じでどうにかして作ってる感じのやつだ。食べると、ひたすら甘いんだけど、なんだろ、奥の方にかすかに芋のような穀物のような、ほんのり風味があってわりと美味いと思う。
 寒くなってきたので熱い紅茶入れたいがちなんだけど、紅茶ひとくち飲んだら匙の水飴ちょっと舐め、また紅茶飲んでは飴舐めて、という、ロシアンティー方式でおやつしている。甘くて温まる、冬場のお茶としてだいぶ満足度高いやつで気に入ってるけど、しかし人様にお見せできる感じの食べざまではなく、誰にも咎められない一人の空間でのみ果たせるタイプの楽しみである。

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 キッチンタイマーある暮らし、とても快適だ!
 野菜がどれもこれも高いけど、旬に入ったレンコンが比較的安めだし旨い。ので、最近はレンコンの入った炒め物よく作ってたんだけど、寒くなってきたので、おつゆ用の骨付き鳥と、レンコンと同じく比較的安値で買えるかぼちゃとで、煮物にしてみた。
 キッチンタイマーあるから煮物だってらくちんだよ、だいたい、いいあんばいの時間をピって押して、別のことしにいってても、ピピピピって鳴ったら台所戻って鍋の様子見て、あとは火弱めたり止めたりすればいいだけだもん。それでなんも考えんでもほろっと柔らかに炊けたレンコンと鶏肉の煮物が出来上がる。大勝利。
 ありがとう人類。ありがとう文明。キッチンタイマーを世にあらしめた全てに感謝だよ。

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 キッチンタイマーが壊れたので買ってきた。
 壊れたのは前の週だったのだが、ふゆーなーして(面倒くさがって)今日になってしまったのだ。
 百均のタイマーだからすぐ壊れるし壊れたなら買ってくる、でいいのだがなんとなく粘ってしまった。
 しかし、キッチンタイマー使えないとQoLだいぶ下がる。スマホのタイマー機能使えばいいだけなのにそれがやけに億劫で、キッチンタイマーがないというただそれだけで炊事に対する意欲がめちゃくちゃ下がった。
 なんなら朝にパン一枚を焼くのすら面倒になる。トースター持ってなくてガス台のグリルでトーストしてるもんだから、タイマーは必須なのだ。わずかでも火を入れてる時間が過ぎらば黒焦げだし、まして他のことに気を取られてうっかり数分忘れた日にはグリルの中でパンがぼうぼうと燃え盛り始める。
 QoLどころか、キッチンタイマーは私の生活の色んな場面の安全を担保してくれている存在なのだ。キッチンタイマーに依存しまくった生活すぎる。生物としてあまりに脆弱なのではないか。しかし、キッチンタイマーないと、煮物も飯炊きもまったくうまくいきそうになくて、ほんとキッチンタイマーない頃の人類、すごいよな。時間わからんのに焦がさない火加減and加熱時間andタイミングをどうやって身につけたのだろ、たいへんそうだなあ。

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 ポケトゥーンの「幼なじみのカルボウ」見た。カルボウとソウブレイズとグレンアルマが好きなので、特にソウブレイズは大好きなので。
 正直を言えばお話はそれほど好みじゃ無い。まあ、これがエモで泣ける話だってのも、こういうのがおそらくいまどきの話作りというものだということにも納得はある。とはいえ、私自身は(おそらくソウブレイズに思い入れが強めなだけに)ソウブレイズ結局ずっとストイックに孤独だし不遇ではと思えるので、なんかこのへんの始末をもうちょっと拾ってほしかったような……
 それはそれとしてソウブレイズ(グレンアルマも)はほんと格好良い。アニメもよく動いてて、SV遊んでてソウブレイズかっこいーな!と思ってたのさらに五割増しでカッコイイ! アニメってすごい!
 あとね、ソウブレイズね、めちゃんこ声がかっこいい。
 凜々しく、静かな響きの、めちゃくちゃ中性的な……しかし女性の声だな、っていう。
 ぶっちゃけ推しを重ねている。推しの声のイメージこれ。これがいい。この声で、静かにしゃべってほしい~!!
 しかしまあ、ソウブレイズはなんせポケモンなので、セリフちゅうか鳴き声なんだよね、「ソウ……」しか言わない。でもこの「ソウ……」が良くてさ。推しが「そう……」って呟くならこんな呟き方すると思うね。まちがいない。
 考えてみたら、ソウブレイズの、めちゃんこ素早くて研ぎ澄まされた刃の感じも、夜や孤独を感じさせるところも、考えてみるとめちゃくちゃ推しの基底イメージにマッチするような、て気になってきた!
 やべえなソウブレイズもっと好きになっちゃう。

 というところでふと我に返って、いやポケトゥーン見てただけでふいにソウブレイズに推しを重ねるとか、あまりにも突然に推しへの狂気が炸裂しちゃったの巻でしかないね……。

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 今週、だいぶ気温が下がってきて涼しい。やっとクーラーを使わないで済む感じになってきた。
といっても最高25度とかなので、日中、なぜか保温性の高い私の職場はまだまだ結構暑い。そのうえ修繕に入ってしまったクーラーを稼働できない状態なので、扇風機が何台もぶんぶん首を振っている。
 夕方になって、やれやれ暑いなこの職場は、と仕事場から一歩でると、とたんに涼しいどころかちょっと肌寒いくらいの風に吹きすさばれる。びいぇえさぶい!と同僚達と叫び合いながら歩き出す。
 家でもついに毛布を出した。タオルケットではもう寒い。
 夏から急に晩秋に飛んだ感じだが、毎年わりとこんなだ。
 

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 ロシアがICBM撃った、とウクライナ側からの報道。ICBMじゃなくIRBMだ、とかもあるけど、どうあれ長距離弾道弾を実戦での使用というのは踏み出している。
 今回は模擬弾頭だったのではと。それでおそらく被害は甚大とはならないだろうけども、明らかに恫喝ではある。実際に進行中の戦争の中で、こういう兵器でメッセージが発せられるという状況に、ううっ、と息がつまる。
 20世紀末、世界中の国はなんとかそうした緊張の事態を脱しつつあって、人間同士はもう少しえげつなくないやり方で対話と交渉ができるように思えていたが、当時の世の中の、あまり根拠のない楽観が演出した幻影に過ぎなかったのかなと、あらためてつきつけられるような気分で、気が重い。

 それはさておき、日付が変わる前まで半額分のポイント還元ということで、『チ。-地球の運動について-』を慌てて衝動買いしてしまった。
 前から面白そうだなと思っていたのと、以前、ネオアトの同人誌にゲスト稿として寄稿したペレスの学者人生を考える、という記事のなかで、ペレスとはほぼ同世代と思われる天文学者として名前と略歴だけは把握していたアルベルト・ブルゼフスキが、物語の最後のほうで登場すると聞き及んでいたのだ。
 この漫画、とても面白かった。
 真理への道を見てしまい、真理に引かれてしまい、異端として迫害されることを目の前にしても安寧にいきることを選べなかった何人もが連なる、年代記のような、とはいえ架空の物語。天を美しいと思い、自らの立つ場所もその美しい世界に含まれていることを信じる人びとの物語だ。
 さまざまな、「チ」を突き抜け飛び上がって、その向こうにある天に手を伸ばす、そうせざるを得ない人類の話、その物語の作りそのものに憧れがある。私にはあまりその資質はないという自覚もあるが、一歩先へ、その先のさらに遠くへ、に読み手の心を誘う物語は、それそのものが星のように煌めいて、心がその遠くに吸い寄せられるし、このような物語を紡ぐことができる才能への慕わしさや尊さが自分の奥深くにふつふつ滾る。

 しかしまた、今夜読んだのは間の悪いことだった。
 弾道弾が戦争で使われたで、という報道のあとに読んだのは……。
 なんかもう、いろいろが重なりすぎて、作品とはまるで関係ないところでだけど、心のなかに行き交う情報と歴史の重みにへしがれそうになった。

 はるか何千年もの時間を越え、真理を求める人びとが積み上げた世界の認識と知識は文字として残されて人類をさらにその先へ進ませる。天体は、世界は、本当はどのように動いているのか。そこに達した知というなの情報系は、文字、そして印刷の技術で広く人類に共有されていく。それは物事を結びつけ、新しい理論と技術を鍛え上げ、人々はまた新しい世界にたどり着いていき……その果てに今や人は天に手が届いた。
 地を離れ大気圏の外に、鉄と火薬の塊を送り出し、それで街を焼くほどのところにまで。
 このへんはチ。の作品中でも何度も言及されている。知が、人びとをより酷く害することにつながると。知は人を自由にしつつ誤らせ、人びとは何度でもそれを繰り返しながら、迷いながら歩いていくのだと。

 この夕のひとつの出来事だけですっかり絶望するわけではないが、しかし今夜はたまたま、少し天が重すぎる。その重みの圧をもて余している。

 とはいえ今夜のこの心の重さは『チ。』それ自体の面白さやテーマとは直接的な関係はない。
 もちろん『チ。』は、そのテーマを語るために人が拷問されたり死んだりする場面がよく出てくるので、穏やかでもないし明るいとも言いがたい作品ではある。しかし、迷いながら真理を求め、そのために過酷な決断をし苦痛を舐め、揺らぎながら酷いこともしながら、それでも美や倫理や善にも心を動かしていくあまたの人間たちの物語には、愛というものがほの見え、そして不思議なほど突き抜けた開放も感動もある。良い漫画である。

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 あれ、『コロンブスの図書館』読んだ感想って書いたっけ?
面白かったのので感想書いた気がしてたけど書いてなかったかな……
後で確認して書けたら感想書く
(コロンブスの子、エルナンドの伝記。エルナンドは書籍収集に非常に熱心で、集めた本で図書館を運営しようと目論んでいた人。少年時代に父クリストバルの四度目の航海に同行して過酷な遭難状況を生き延びたりと経験を積んだ航海者で、同時に長じては測量や天文学、地誌に関心を持ち研究した学者肌の人なのだ)

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 昨日書いたように、11月の始め、特に先週からこの土日にかけては親族のことと仕事のことで時間が埋まっていたので、推し活がほんとほとんど何もできなかった。ハロウィンのらくがきを無理くり気味にツイッタに上げたが、あれがギリだった。あれも、10月末に伯母が退院して島に戻ると決まり、合わせて私も11月の頭の連休は島に滞在する予定となった上に、連休明けは仕事で忙しくなることもわかっていたために、しばらく推し活動なんもできなさそうという予感だったので、ここで推し活ぶっこんでおけ!という行動だった。
 今週もいろいろやらんといかんことは湧いてくるが、推しのことは頭の片隅でいつもなんかし、ふわっとした妄想はしていて、らくがきとかてえなあ。でもまだ、疲労が少し残ってるので、アウトプットに至る活力が少しだけ足りない。昨日はポッキーの日だったのでなんかしたかったけど、てんでその元気がなかったな。今週末の自分に期待しておく。

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 しばらくぶりに、離島に渡った。
 祖父母の生まれ育った離島には、母の姉にあたる伯母たちが二人、暮らしていた。祖父母は結婚してから別の島に出て暮らしていたので、伯母たちはふたりともこの島では生まれ育ってないが、ルーツを辿るように、祖父母も亡くなった後で、伯母たち本人が高齢となってから、島に移り住んだのだ。
 この二人の伯母のうち、長姉にあたる伯母が危篤となり、もはや看取りの段階ということで、島に住む親族や、他の島に住む親戚、私の母なども離島に集まって、当然私も久々に島に渡ったのだ。

 長姉伯母はだいぶ以前に脳梗塞に見舞われて、二十年以上を半身麻痺の障害と共に生きていた人だったが、生来、陽キャで、脳梗塞以外では頑丈な体でもあったので、概ね元気に明るく暮らしてきた。
 しかし高齢となってから、去年に二度目、そして今年に三度目の脳梗塞発作を繰り返し、そのたびに状態は悪くなって、とうとう全介護が必要になった。
 夏までは本島の病院にリハビリ入院をしていた。言語障害もかなり酷くなってはいたものの意思表示はでき、本人もそれなりに元気で、一人暮らしは無理だけども老人ホームで生活できそう、ということで運良く島のホームに入る算段もついた。しかし、ホームに移ってすぐ、そこでの生活が落ち着く前に四度目の発作が起きてしまった。
 今度の発作でも、伯母にはまだ辛うじて曖昧ながらも意識はあるようだったが、今までと違い寝たきりの状態となり、自分の意志で体を動かすことがほとんどできなくなった。もはや自分で食物を嚥下することもできないので、とりあえずは経管栄養の措置が取られていたものの、今後は胃ろうにしないと生命維持はできない。そして胃ろうしないのであれば看取りをするしかない、となった。
 伯母は、もしなにかあっても胃ろうはしないということで以前から意思を固めていた。それで、母や、母のすぐ上の姉である三女伯母は、胃ろうはせず、経管栄養を中止して看取りを迎えるということを選んだのだった。
 長姉伯母は病院から島に再び搬送され、島で数日を過ごして亡くなった。11月はじめの連休がちょうどそのタイミングだったので私も島に渡り、伯母の顔を見てきた。
 連休中に亡くなる可能性が高いということで、集まった親族たちで葬儀の支度もしながらの看取りだった。私も喪服を携えていったが、私が島にいる間には伯母はまだ息が続いていて、親族みんなで輪番で伯母の様子を見守り続けた。伯母が亡くなったのは結局、私が島から自宅に戻ってから2日後となった。
 私のほうは、仕事もいろいろと手が離せない時期だったので、葬儀のために改めて島に渡ることはできなかった。ちょうど昨日が締め切りの仕事の追い込みがあって、今週は仕事が多く、この土日も持ち帰りで徹夜状態で作業していた。
 葬儀の手伝いができなかったのは、亡くなった長姉伯母にも、喪主を務めた三女伯母にも、手伝い主戦力として島に来た母にも、たいへん申し訳のないことではあったが、今週、特にこの土日はほんとに稀に見る強度の作業量に追い詰められていたので、どうにもならなかったなあと思う(のがわかっていたので、亡くなった知らせを聞いた早々に、すまんが島に渡るのは今週無理であると母には伝えてあった)。
 PC作業なのだが長時間作業を続けたせいかなんだか全身が疲労していて、足先に溜まった疲労がどろどろとしていて歩くのも難儀な気持ちがする。睡眠不足なので頭もものすごい働かない。マウスを使う右手も軽く腱鞘炎を起こしかけている。
 今日は作業成果の提出とちょこまかした事務作業のために朝だけ仕事場に行き、そのちょっとの作業ですらアホほど時間かかって、マジで使いものにならないポンコツだったので、昼前に休みとってさっさと退勤して後はずっとごろごろしていた。
 今回の作業についてなんとか締切に間に合わせたが、他にもまだ別の作業が次から次へ来るので、しばらくは(この土日の惨状ほどにはならないだろうけども)まだまだ忙しいだろう。
 年度の後半恒例だが、伯母たちには不義理を働くことになったので申し訳ない。

 不義理も含め、伯母の死に対して、記述がなんだか淡々としてしまっているが、これは伯母への思い入れがないとか、仕事が忙しくて疲れすぎててとかではなく、上のような経過で脳梗塞発作が立て続けに起こった段階ですでにいろいろ覚悟していたというのがある。
 いよいよ明白に死への道のりが見えたとなったのは10月のことだったが、半年以上前の3度目の脳梗塞からうっすらと、ゆるゆると伯母の死を意識するところはあった。
 そうとはいえ、もはや治療のすべがなく看取りするしかない状態に至った最期の数日は、内心として心がざわつくにはざわつくことではあったのだが、一方でこれは人が老いて死んでいく自然な過程ではあり、母たちも、私も、他親族たちも、いろいろとゆっくり穏やかにことに当たれたなとは思う。長姉伯母の最後の数日は、本人にとって辛くなかったわけではなかろうけれども、静かに世を去り、それによって彼女は現世のあらゆる苦痛や苦悩から解放されたと思う。そのことに、せめてほっとしている。

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ちょっと前に免許更新行ってきたら、安全講習で警察OBだろう講師おいちゃんが、LUUP周りの法改正の説明をだいぶ否定的に、というか愚痴半分で言及してた。
(「警察庁はね、これはもう反対したんですよ、したけど、なんでか国会通っちゃった。だからこれはもうしょうがない、皆さんも道走るときにはぜひ気をつけてください」という感じの……これを、沖縄のおじちゃんの訛りバリバリイントネーションで読んでほしい)
 私自身、そもそも自転車も免許必須がいい(交通法規を理解したうえで乗ってほしいので実技はともかく筆記試験は受けててほしい)と思っている人間なので現行のLUUPの扱いにも当然否定的だが、こんなにあからさまに警察にも文句言いたい心が満ちているのか、というのは思いもよらなかった。
 ほんとLUUP、なんか気づいたら爆速で法整備されてたよなという感じ。
 LUUP走らせる法整備がこんな爆速でいけるなら、リチウムイオン電池の廃品回収環境の法的整備も爆速で進めてくれよと思ったりはするが、LUUPと違って実質規制の方向にしかならないし、電子機器どころか電気自動車にま関係するし、輸送流通も絡むしで、話がデカすぎるから誰も責任取りたがらなくて進まないんだろうなあと思ったりもする。
 こないだの衆議院選挙のとき、もし公約にリチウムイオン電池のリサイクル法や環境整備を掲げてる候補や党があったら投票してたかもしらん。そんくらい、リチウムバッテリーを捨てるときの面倒くささに釈然としてない。気づいたら話めっちゃズレたな。

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 今日、夜中からの大雨が続き、朝も変わらぬざんざか降りで、外に出るのが億劫でしょうがなかったが、昨晩こしらえたカレーがあったので、これを昼飯に持っていく!という強いモチベを創出してなんとか家を出た。カレーはいろいろなことに向かう気持ちをアゲアゲにしてくれる。アッパー系のなにか。
 なお雨は午後には少し落ち着いたので、帰りはさほどテンション下がらずに済んだ。よかったよかった。

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 アニポケ、新しい章に入ってパルデアを離れてキタカミに向かっているんだけど、SVのダウンロードコンテンツ買ってないやってないなので、キタカミ編はいろいろ未知だ。けど、もちろんそれはそれで楽しみだ。
 ポケモンはSVしか遊んでないけど、SVの世界かなり好きなので、アニポケもテラスタルデビュー編(46話~67話)からとりあえず追い始めた。パルデア舞台にアカデミーに留学してジムリたちと対戦するということでSVのキャラ達がたっぷり出そうだったからだ。
 実際、テラスタルデビュー編では、SVでのチャンピオンロードをなぞるように知ってる街やジムリ・四天王が登場し、主人公達が対戦していく流れで楽しかった。一方で、SVでは出てこない物語、アニメのコアストーリーであるテラパゴスと冒険者ルシアスと楽園ラクアをめぐる謎とか、訪れた街でバトルではなく人とポケモンたちの手助けをする物語なんてのもけっこう面白かった。
 とにかく基本として物語がとても前向きで、そしていろいろと優しい。その描写がまたわざとらしすぎず丁寧なので、良いアニメだなあと思いながらわりとしっかり見ている。

 先々週の放送はテラスタルデビュー編のシメとなる67話、リコ&ニャローテとロイ&ホゲータでの模擬戦バトルだったんだけど、これがめちゃくちゃ熱くて良かった。もう一回見たけどやっぱり泣いた。
 たぶんドドゲザンのうどんの回も、見るたび泣くと思うお気に入りの話だけど、このへんの、ポケモンと人間が一緒に絆を育んで育って変わっていくみたいな話に弱すぎる。
 67話でリコロイのバトル中に過去振り返りがいろいろあり、気になったので、この連休中に1話~46話も見た。
 やっぱ丁寧で良かった。子供が見るのに良いし、私が子供だったらこのアニメ見て育ちたかったなあ。
 主人公の、リコもロイもドットも、それぞれがとても良い子で、三人ともその手持ちポケモンたちも含めて好きな主人公たちだ。子供目線で見ても親しみが持てるし、そんな彼らが少しずつ育っていくのがまた親目線で見てもグっとくる。
 ライジングボルテッカーズの大人メンバーも好きだなあ。子供を見守ってくれる大人でもありつつ、それぞれの人生みたいのもちょっぴり感じさせる、いい距離感で描かれてる感じ。
 主人公三人+ボルテッカーズの面々で、子供にも大人にも響く物語が紡がれてる感じで良い。

 そういえば、主人公達の旅をサポートするお兄さん、ライジングボルテッカーズのリーダーであるフリード博士は、女児の初恋どろぼうとしてときどき名前を挙げられるようだ。
 確かに、たいそう頼もしく賢くワイルドかつ陽気な冒険学者で(インディ・ジョーンズがモデルかなと思う)、ポケモントレーナーとしても腕が立ち、なおかつ顔面も全身もイケメンというとんでもねーキャラ造形、これは確かに、オタクの資質を持つ女児のハートを射貫きまくっている気配がある。
 ただ、もし自分が子供の頃にこのアニメ見てたら、アメジオが初恋どろぼうになっていたかもしれんなと思った。アメジオも、おそらく女児たちの初恋どろぼうの役をけっこう務めているだろう。
 敵方の幹部だが、真面目で努力家、若さゆえに激昂したりすることもゼロではないが年齢に比して圧倒的に冷静で、話を聞かないわけでもなく敵とも対話できる、だけどそのまっとうさの故に不遇。どうやら血筋はかなり良い、そんな線細美形。
 敵ながら義に厚い、美少年の王子様だよ。女児の心を掴まないはずもない。
 アメジオは、ほんといちいち顔と立ち姿が良いんだよな。手持ちのソウブレイズもだいぶシュッとしててかっこいいし。それに忠誠心が高い部下に慕われているので、人徳もあるなって感じでさ。
 この部下達も好きだな。ジル(グルミン推し)もコニア(ニャオハ推し)も、それぞれリーダーであるアメジオに厚い忠誠心を向けているがそれと別にこっそり推しを持っているとこが良い。なんなんだあいつら。かわいすぎる。三人セットで好き。

 ただし、今の私の好みで考えるなら、マードックかオニキスの二択だな。
 マードック、いいよね。料理が上手で涙もろくておじさんとしてドットのことめっちゃ一生懸命心配しててさ……ガタイが良くて料理できる気さくで優しいおっさん、最高だよ。
 オニキスは、口数少なめ、くそ真面目、筋を通す正々堂々タイプ、そしてちょっと天然入ってるガタイの良い敵幹部兄さんなので、これまた好みのドツボ。
 アメジオはまず確実にどっかで光堕ちすると思うが、オニキスも、味方してくれる位置に来てほしいな。が、自由奔放でマイペースに身勝手なサンゴ(どう考えても光堕ちとかいうタイプではない)とのコンビがたいへん良いということを考慮すると、光堕ちという感じではなくだな……こう、いろいろあってなりゆきで、サンゴと一緒に共闘枠で、リコたちの味方で戦ったりしてほしい、一時的に。

 あ、そうそう、他に好きキャラといえば、敵方のアゲート。
 見た目と声がやべえ。ミステリアス美人で理知的な、肌の色が黒くて目力のある女ー!!
 なにか企みを抱えてそうなとこもこう、謎めいていて良い。
 あと、アゲートは衣装のデザインすげー良いんだ。普段のアゲートのときの衣装も、アカデミーにアゲパン先生として潜入時のスーツ姿も、かなり露出度は低いのに大人の女っぽさがある。つかおっぱいデカくないですか。ポケモンだから過剰に性的なニュアンスは全然ないけど、こう、大人の女性感があるルックス造形で、なんつーかこう、モデル的なかっこよい色気があってド好み。

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 下半期に入った途端いろいろ差し迫ることはわかってたが、それ以上に予定外の細かな雑事が降ってきて積もり、なんか忙しない。
 家に帰って推し活的なことをやろうと思えば時間はないわけでもなく、うっ落書きとかしてえなあ!とか思う気持ちはあるのだが、推しのことに手を付けちゃうとそこにかなり時間を割いてしまうだろうという気持ちがブレーキになって、手が出せない。
 雑事で進められてないメイン案件の準備などの持ち帰り作業しはじめちゃってもいるから、あまり家での自分一人の趣味にのめりこめない感じ。
 年度の後半はいつもこうなりがちで、これはひとえに私が不器用で手が遅く無能で、そしてそのうえ怠惰なせいである。持ち帰らんと仕事片付けられんトロくささがそもそもいかんという話だ、が、こう……推し活も仕事もさくさくバリバリ両立できるシゴデキの人に憧れちゃうね

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 結局、帯状疱疹ではなかった(あるいは発症しかけてたけど本格化しなかったのかもしれない)。
 それはそれとして、先週、名護にドライブ行って帰りの日曜から月曜にかけての夜中、猛烈な腹痛にみまわれた。久しぶりに冷や汗がどばっと出るレベルに腹が痛かった。はるか昔、賞味期限を勘違いしててすっかり腐ってた牛乳を飲んでしまったとき、きっかり三時間後に激烈な腹痛を起こしたときにせまる、二十年に一度クラスの強烈な腹痛、ヴィンテージものであった。
 つまり、多分なんか当たった。怪しいのは、飲みかけでわりと長いこと車内に放置してて、夜になって残りを飲み干したペットボトルのお茶かな~。それ以外は思い当たるような飲食物を摂ってないんだよね。
 そういうことで夜中の三時にへろへろになりながら、トイレに一時間はこもりなんとか痛みが治まったあと、そういえばお腹下したときにこんだけ猛烈に痛いのって実際なんでなの、どこが痛いと感じてるってハナシなの、と思ってググった。そしたらなんか、腸がいつもと違うぜん動を起こして痛みを感じるんだとか。
 腸がいつもよりちょっと妙にうごうごしたくらいでこんな冷や汗出るレベルで痛いのか。そしたら、切腹するときにはらわた自分で引きずり出す作法とかあるらしいけど、あれってどんだけ痛いのよ。なんでわざわざそんなことするのよ。おかしいだろ。想像したら怖くなってしまった(思い描いている絵面は山口貴由画)

日記 編集

 今日、昼過ぎか夕方くらいに気付いたけど、なんか左手の甲の皮膚だけ、なんか虫刺されかアリに噛まれた?みたいな感じでピリピリちょっと痛い。
 でも見た目なんもない。
 手を使ってなんかしたときとか、手の甲にさわったときだけ、痛みがピリピリっと。
 今までかかったことがないが、なんかどうも帯状疱疹の前触れぽい気がする。
 とはいえ明日は祝日で病院お休みだなあ。
 行くなら明後日か。
 まあ、もし帯状疱疹だとして、まだ発疹も出てないし、火曜日ならギリギリ抗ウイルス剤が効く時期かもしんない。
 いや、そもそも発疹出てないと診断できんのだろうか……わからん。とりあえず連休明けの朝まではどうもできんな。明後日の朝考えよう。

日記 編集

 久々に自分が書いた「出会い」イベの二次(プラニスフェーリオに載せたやつ)読んで、意外と書けてんじゃん?みたいな感想になった。
 もちろんあちこち下手くそでぎこちないのはそうなんだけど、描きたい場面はとにかく書き出してあるので、自分の萌えにはしっかり響く。そらそうよ。

 下半期、仕事が押し迫り始めるとどうも知らんまに自分の無能さや不器用さに落ち込みはじめるようで、最近あまり自分の為したあらゆることへの自負や自信がさっぱり持てない気分なんだけど、ともかくしばらくぶりに読めば自作二次もわりかし、お、食える食える、不味くないじゃん!くらいには思えるので、元気出してこーな!って思った。

 あと、プラニスフェーリオまとめた時点では間に合わなかったアブトゥの名前つくくだりの話と、「対話」の前段階くらいの時期の話を読みたくなったので、自分のために書いてやらねばならないな。

日記,ネオアトラス 編集

 アメリゴ・ヴェスプッチ号の出航を見守ってきた。
 乗船も、なんとか予約入れれて乗れたけど、雨がなかなか強くて写真はまともに撮れなかった。
 まあ、そもそも私はカメラ撮影ドチャクソ素人で下手くそだし、そもそもいいカメラも持ってないんだけど、しかしぶっちゃけヴェスプッチを撮るためにってことで、新しくコンデジを買って持ってきてたのだ。
 もともと私は旅行先で、記録とか資料とかになれー!という気持ちで大量にモノの写真を撮りがちなので、そういうとき向けに屋外でのややハードめな取り回しに強いタイプのコンデジが欲しかった。ぶっちゃけると土木や建築の人が現場記録向けに愛用することが多い、元オリンパスから出てたTOUGHシリーズだよ。
 とにかく頑丈、かつ手軽にそこそこ撮れる。がさつでポンコツでどんくさい私でもそれなりになんとか抑え写真を撮れる。ありがとう大好き。

 おかげで、多少降ってても平気でカバンから取り出せてホント大正解だったし、遠慮会釈なしにガンスカ撮りまくれたけど、さすがにこの雨だとレンズフィルターに水滴ついちゃって写真としてはダメダメになっちゃった。
 でもいいんだ、自分の思い出と、なんかのときの資料になればそれでいいんだから、
 そういうわけで、とりあえずできるだけ軽率にシャッター押しまくったったので、なんか写真もうpりたいんだけど、実家PCだといまいち画像の操作がよくわからんので、帰ってから元気あったらやろう…

 帆船って、今まで見にいけたの那覇に来たスターツロード・レムクル号しかないんだけど、那覇は本来の寄港予定地じゃなかったのもあって、もっとこう地味で小規模な来航だったのだ。それに比べて、今回のヴェスプッチはもうえらいことになっていた。
 巨大な東京国際クルーズターミナル全フロアを使ったイベントが寄港中の五日間開催されてて、レストランやらバーやらワインコーナーやらショップやら、音楽の演奏やら映画の上映やら、もうなんていうかそこらの帆船イベントでは見たことないタイプの、たいそうおしゃれで都会的で大規模イベントが展開されていたのだった。
 館内BGMは延々とTime to say goodby流れ撮ったしな。もう全力でイタリアムードの盛り盛り大盛り盛り合わせ。すげーことイタリア!が押し出されててなんかすごかった(語彙力)
 まあ、イタリア大使館もがっつりかかわってのPRイベントだし、大都会東京でのイベントだしね。こんくらいのことは当たり前なのかもだけど、私はただ帆船を見たかっただけの田舎のオバチャンなので正直、ヒイ!なんだこの豪壮なイベントは……と度肝を抜かれてしまった。私じゃどうやってもこのオシャレのノリにそぐわない!なんかごめんね!とビクつきながら館内を歩いていた。

 来場してる人の数もたいそう多かった。
 東京……ほんと、いつでも人がいっぱいいるよ東京……大都会よ……(←田舎者なので、ここにたどり着くまでにすでに人の多さに息切れをしていた)
 乗船イベントも、マジであの船に全員乗せるんかちゅうくらいの行列ができた。予約制なのにこれだよ。
 そして予約して並んでた人は全員ちゃんと乗ってた。300人くらいはいたと思うんだけども。さすが最大級トールシップ。

 そうそう、アメリゴ・ヴェスプッチは、船影もたいそう美しい船だというのに、船内も怖いくらい隅から隅まで磨き上げられてて、なんか凄味がすごかった。すごかった。
 マジで帆がついて動くタイプの大使館だった。もうなんだろ、帆船っていう枠組みでおさまんねーやつだったわ。すげーわ。
 見に行って、マジで経験値上がった。世の中こういう船もあるのだなあ。

 ちなみにみなとみらいで展示してる先代日本丸と比べると、船長(日本丸は97m、ヴェスプッチは100.5m)も船幅(日13m、ヴェ15.56m)も少しづつ大きい。
 見学できたのは上甲板だけだったけど、船幅広いせいか、日本丸のときの印象と比べるとだいぶ広々ゆとりがあるように感じた。

 あと、出航時の抜錨セレモニーとかいうのがあって、これも予約してあったけど、アホみたいな人数が予約者として受け入れされてたみたいで、ぶっちゃけ予約システムの意味を失っていた。ターミナル内のステージで楽隊の演奏とか挨拶とか、っぽかったので、もうそんなんほかして3階テラスに出て、1時間あまり貼りつきでヴェスプッチを見つめていた。おかげで出航準備が進んでいくのがよく見れたので最高だった。そういう人がほかにもいっぱいいて、しかもそばにいる人、だいたいみんな海とか船に詳しい人で、雑談が勉強になった。ありがて。

 そうそう、クルーズターミナルのほう、ショップも乗船イベント後に覗いてみたんだよ。
 ポロシャツとか売ってあって、めっちゃかっこよくてめっちゃほしいわ思ったけど、お値札見たら二万円とか超えてたんでそっ閉じでしたね。
 だけど、本は買っちゃった…写真集…いちまんえんしちゃった…だけどこの本のいちまんえんは、ショップで売ってたものの大半よりもずっと安いお値段で済んでいるという恐ろしい事実。
 それでもさすがに衝動買いで一万円は…と思って悩んだけど「買いたい理由が値段(の安さ)なら手を出すな後悔するぞ、ためらう理由が値段ならまずは買え買わなきゃ後悔するぞ」…という、本読みたちの格言を思い出して買っちゃった。
 本って、出会いを逃したなと思ったら、後から延々後悔するってわかってるもんな。

 テキストは全部イタリア語だから、内容細かく理解するにはOCRとかしてテキストどうにかデジタルにしないと翻訳にもかけられないけどね。
 でも後悔してないよ。きれいな写真いっぱいあったし、装丁めっちゃ凝ってるし、なにより設計図とか載ってる。
 やっぱ買ってよかった…買わなかったら一生後悔してた…ありがとう出会いの神さまと本の神さまとアメリゴ・ヴェスプッチ号とはるばる東京までこの船を動かしてきてくれた人たちとイベント設置と運営がんばってきれた人たちみんなみんな。

日記,海や船 編集

 男塾の31巻と32巻だけ電書で買っちゃった……(仁蒋が出てくる巻)
 さすがに細かいこと覚えてねーなと思ったからなんだけど、そもそも原作からして仁蒋の出番そんなに多くないので情報量がミニマムでツラい。
 とはいえ、だいたいおおまかには覚えていたとおりだったのものの、一コマごとの仁蒋や伊達の言動などの細部を確認できたので大変良かった。

 ほんとに、改めて読んでみても、仁蒋はどっからどう見ても筋骨隆々の筋肉男だった。あえて言えば、ちょっとだけシュッとしたほうかな男塾のキャラクタとしては……くらい。
 胸もあるといえばある、のだが、どう見ても胸筋でしかない。ガチムチの雄っぱいである。女バレしてから改めて戻って読み返すと、うっすら、顔立ちのわずかなラインとか、黒目が大きいところあたりに、女性ということを意識したデザインがほの見える気もしなくもないが、ぶっちゃけ、イヤイヤやっぱ気のせいだわ、普通に男塾に出てくる男の敵キャラだわ、と思い直すレベル。それくらい女性要素がない。
 いくら女捨てて修行に励んだからって、いくら男塾特有の風味だからって、このデザインのキャラが実は女てのはさすがにトンチキが過ぎるよ……と、連載当時に大いに感じた困惑を懐かしく思い出した。
 そうね、アブトゥはまだ、女なのぉ?!となったあとに、…うーん、まあ良く見たらなるほど、顔立ち濃いめ彫り深めの女の人って思えばそういう顔立ちだな……てなる余地があるが、仁蒋は女バレしたとて、いややっぱり女には見えんが?!というルックスなんよねえ。伊達はほんまよう見抜いたな。ご都合が過ぎるがまあ男塾だからな。

 それはそれとして伊達の言動、これはとんでもねえ男前。
 なかなかの強敵で、なんらかの負けられない理由を背負っているらしき対戦相手が、負けを目の前にした劣勢に置かれたときに自らの命を賭しても相討ちを狙ってくる。そいつは実は女だ、となったとき、伊達(及び男塾)の価値感においては男が戦う役目を担ってこそ女子供は役目を負わず幸せになることだけを考えていい、という大きな核があるので、自分がその女を負かして助かるわけにはいかない。
 それで、女でありながら男のように戦う道を選んだその心意気を汲んで、伊達は仁蔣に、ならお前が果たしたい戦いを果たさせるために一緒に死んでやろう、って宣言したわけだ。
 なにそれ愛の告白じゃん。
 惚れてるかどうかも定かじゃないけど、ともかくとんでもねえBigなLove...ではあるじゃん!
 そら仁蒋は惚れるわ。惚れたから、相討ち諦めて、伊達を生き残らせたわけだよ。いい男を死なせられないじゃん。仁蔣はいい女だからさ。
 ぎーーーーー!!! こんなどまっすぐBIGLOVEなんてお出しされたら私が飲まれないわけがないじゃん!!

 もちろん当世のフェミニズム的観点から行くと、女性にこのように一方的な立ち位置を押し付けるのは正直微妙なセン、という感覚も理解はするのだが、それはそれとして伊達が仁蔣の必死に対してまともに向き合ったというストーリーにある善性と魅力があるのも確かなことだろうとは思うんよね。

 まあごたくはともかく、もうちょっと仁蔣の見た目に女の子らしさがあったらわかりやすくはあったかもだが、女子に見える要素がチラ見えでもしちゃうと、伊達が女の肉体的な色香にほだされたふうに思えてしまっていたかもなあ、とは思う。仁蔣があの見た目だからこそ、伊達が、色に心ふらついたということではなくあくまで仁蔣個人の意気を汲んだ上で、命運を共にしてやろうと命を差し出したと解釈できるわけで……。
 戦う者であることを評価しつつ、女である以上そうじゃない幸せもあったんだろうがお前が選んだ道なら付き合ってやる、と言ってくれた男、伊達。そして惚れた男を死なせたくなかった仁蔣。
 この、この……ううあうう! 感情極まって言葉にならない。

 仁蔣、やっぱり男塾のトンチキ理論でどうにか生き延びて(生き返って)ほしいな。伊達のピンチに、颯爽と手助けに現れてほしいな。でもそれだとまた戦いに身を投じる羽目になっちゃうか……

 まあいろいろぶっちぎって、仁蔣は王大人か誰かの情けで生き延びて、最終回後に伊達をひと目見たいくらいの気持ちで日本に来ちゃうんだけど、でもこれというアプローチもできずにモジモジしててほしい。そこを伊達に気づかれて、そのまま抱きよせられてほしい。伊達臣人って男はそのくらいの甲斐性は見せてくれるって信じてるよ。伊達が惚れてるとか惚れてないとかじゃねえんだよ、惚れさせちゃったんなら、もう伊達が責任取らなきゃ仁蔣は幸せになれねえんだよ。頼むよ。二人で六畳一間風呂なしのボロアパートで暮らしたりしてくれよ。赤い手ぬぐいマフラーにして銭湯に通ったりしてくれよ。そのうち押しかけ義兄の義蔣がペットの蜘蛛ちゃん連れて遊びに来たりするよ。(男塾の世界観とはまったく相容れない展開だが、二次創作として下らん妄想をゆるしてほしい……)(続編?で伊達が組長となって出てくるらしいことは風の噂に聞いてるが、まあよそはよそ、うちはうち理論)

日記 編集

ネオアトランチオフ、無事に開催できたしポル飯ランチ美味すぎたし、なぜか男塾の仁蔣の話できたし(考えてみればかやくご飯ネタと関わりあるので、ギリギリネオアトラスの話題と言えなくもない)、東京ミナトリエマジで穴場スポットすぎる資料館で最高だったし、帆船アメリゴ・ヴェスプッチ号も一緒に見に行っていただいたりで、もりだくさんに楽しかったな!! 最高のイベントで私得すぎたぜ……
 しかし写真とか整理したりとかいろいろしたいけど、今日はお風呂入ったらめたくそ眠みがやばいので今日は寝てしまおう……明日以降の私、がんばれ

日記,ネオアトラス 編集

 Googleのバナーがいつもと変わってんな、なんかの記念日かなと思ったらオリンピックだった。今この時間、わりとついさっきまで開会式やってたぽい?
 Googleバナーで競技やってるちっこい鳥キャラが、ポケモンかアングリーバードに出てきそうでかわいい。
 パリ五輪のマスコットキャラかと思って検索してみたら全然違った。
 パリ五輪のマスコットキャラは、フリジア帽をデザインしたというキャラで、フリジア帽型の、真っ赤なふかふかに足が生えたというようなデザインをしていた。
 親しみやかわいさがないわけではないのだが、ヨーロッパにありがちな、目のデフォルメがリアル眼球寄せなために白目部分が目立ち、ぎょろ目に見えるので、日本人の私がマスコットキャラといわれて思い描くタイプの人畜無害なかわいさ感はやや薄い。これはこれで味があると思っているので特段、文句もないけども。

 開会式は見ていないが、ツイッターのROM垢TLで得た限りの情報では、フランチメタルの音楽を背景に、血まみれ首チョンパのマリー・アントワネットが登場し、彼女が幽閉されていたコンシェルジュリーの建物は煙幕花火で赤く染まる、と言うだいぶパンクな演出があったようだ。暴力による革命、血で贖った自由、平等、友愛。さすが、ラ・マルセイエーズを国歌とする国は違うぜ。

 それにしてもオリンピックといえば、前回、2021年東京五輪のときも個人的には強い関心はなかったのだが、たまたまその年5月にネオアトラス1469沼に落ち、一気に上がったボルテージでのぐちさんに声をかけ、合同誌を作ろうと原稿に勤しんでいたな、ということを思い出す。
 合同誌のあとがきで、記念と記録として世間のことも書き込んどこ、と思ってコロナと五輪に言及していたのでなんとか覚えていた。そういうことをしないと、すーぐ、いつのことだか忘れる。やっといてよかった。
 あれが2021年で今年は2024年か。
 3年も前か。マジか。
 なんと今年も合同誌を作っている。というか、一緒に作らせていただいている。毎回そうだったように今回も迷惑かけまくっている。
 そんなこんなだが、なんともう4冊目だ。
 ありがてえ話だ、マジで。

日記,ネオアトラス 編集

 朝、古楽の楽しみの後でラジオをそのまま聴いてたら、ニュースのあとのクラシック番組のラインナップ一曲目がモーツァルトのアイネクライネナハトムジークだった。
 タイトルは小さな夜の曲という意味だ、と解説でも言っていたが、個人的には、めっちゃ朝!って感じの曲だなーといつも思う。
 なんていうか、出だしから終始、景気と機嫌が良い。
 wikipediaで概要見てる限りだと、モーツァルトがお父ん亡くならさってそれほど日の経たん時期の作曲だというから、ご機嫌ハイテンションのウッキウキで作ったわけじゃない(むしろめちゃくちゃ逆の心境だったのではと思われる)だろうが、曲だけ聞いてるかぎりは、バァン!朝だよー!今日も一日!ホイサ!みたいなド陽性ド元気を浴びる気持ちにしかならない。音楽は不思議だ。

日記 編集

 新しいディスプレイglancyだが、スリープ機能がなくて自動で電源が落ちる欠点周りから派生する面倒がいろいろある中でも、マルチディスプレイ使いでめちゃくちゃ面倒な動作になることが発覚。
 glancyが電源落ちするとき、開いてるウインドウの位置がグリップされない。というか「なんかモニタ1(glancy)が行方不明になっちゃった! 開いてたウインドウはモニタ2に送っといたげるね!」が発生してしまう。
 つまり、glancyをモニタ1、液タブをモニタ2としてマルチディスプレイ状態で接続してて、glancyの電源落ちが発生すると、自動的に液タブにウインドウが引っ越してしまう。
 液タブを開いているときならいいのだが、液タブの電源入れてなくてマルチ設定だけしてあっても液タブの画面領域にウインドウがすっ飛んでいってしまう。そうすると消してある液タブをいちいちオンにして、さっきまでやってた作業のウインドウを回収するというアホ作業が発生する。
 で、これが面倒くさいので、普段はマルチディスプレイを設定しないことにして、液タブを使うときに毎度、マルチディスプレイに設定するようにした。もちろん手間だが、うっかり電源落ちさせたときにウインドウ探しに液タブの電源までえっこら入れなきゃいけないストレスよりはマシ。

 あと、解像度高すぎなせいで、イラレやフォトショのメニューのテキストがめっちゃ小さすぎになっちゃうことも地味に困った。
 テキストやアイコンはwindowsの機能で任意サイズに拡大できるので、150%くらいにして文字小さすぎ問題を回避してるのだが、イラレやフォトショのメニューバーやヒントテキストはそのwindows設定が効かない。フォントサイズ固定である。なお、なぜかindesignはwindows設定に準拠してくれていた(助かった)
 フォトショはともかく、イラレで幅とか高さとか%といった数値が、見かけフォントサイズ4ptくらいかな?みたいな極小感だと、もうたいへん使いづらいし目に悪い。
 私が使ってるのがまたCS6なのでこれを解消する手段が本当にない。CCからは環境設定で少しフォント大きくしたりできるようになってるらしいんだけど。
 以前から、メニューとかヒントテキスト小っちゃすぎるぞどうにかならんのか視力悪い民にはしんどいぞい……と思ってたが、もう絶望的にしんどいことになってしまった。
 解決としては、ディスプレイの解像度設定をWQHD程度に落とせば(WQHD「程度」に「落とす」という概念!)いいのだが、そうすると画質がだいぶ落ちる。解像度だけの話じゃなくて、フォントのスムーズさとかも落ちるので、ちょっとやりづらい。
 とはいえ、特にイラレだと作業のスムーズさ手早さが大事だし、私の作図のやり方だとややCADっぽい使い方をするため作業中にかなりオブジェクトのあれこれを数値入力で操作することが多い。だから、入力するときに見えている文字の大きさがある程度ないとやっぱり作業速度が極端に落ちて困る。
 というわけで、多分イラレの作業をするときだけ、ディスプレイの解像度をいちいち落として作業することになりそう。解像度高いおかげで作業領域がめちゃくちゃ広々使えるというメリットを殺すことにはなるが、まあしょうがない。まあ、落とすとしてもWQHDサイズなので、今まで使ってたディスプレイ(1920px幅)よりは広い。その分は、前よりちょっと作業しやすさがある。

 あと、基本的に色設定がギラギラなので、動画見るとき以外はそもそもsRGB設定に切り替えたりとか、ちょこまか細かく気をつけないといけないことはある。他の環境でもある程度再現できる色味で作業しとかないと、かなりトンチキな色塗りしちゃう可能性……(これは他のモニタ使ってても発生することだけど)

 というわけで、glancyは、とくにお絵描きやデザイン作業にはぜんぜん向かないディスプレイであると断言できる。
 お絵描きする人は気をつけて欲しい。

 私の固有の作業環境とのマッチがとにかく悪くて、正直、うわあ使いづらい!って感想はあるんだけど、この尖りきったディスプレイをわかってて選んだのは自分なので、諸々の面倒くささもなにもかも自業自得だと重々自覚している。
 しかし後悔はしてない。
 おそらく同じくらいの金を出すなら、GigaCrystaの27インチWQHD幅とかのほうが自分のPC作業にはマッチしてたんだけど、有機ELの4Kディスプレイへの憧れ、どうしても満たしたかったんだよね……。

 glancyで見ると、とにかく黒が、黒がとっぷり深い。陰翳の深みが好きな私には非常に嬉しいことなのだ。
 そういうのに毎日じんわり感動してる。めちゃくちゃクセあって使いづらいことへのストレスはなくもないけど、画面きれいだなあ嬉しい!がどうしても先に立つ。ので多分このglancyを(壊れない限りは)末長く愛好していくだろう。

 とはいえこれはあくまで私個人の欲求の方向性による感想なので、他人にお勧めするなら、価格帯5万円ならギガクリスタの27インチWQHDあたりオススメだよ!とか言っちゃうなあ。どっちにしろ、今回のセール在庫はもうなくなって完売しているらしいし、全体の在庫ももうこれで全部捌けたのかなあという気がする。

日記 編集

 新しいディスプレイ届いた!
 発送側希望で陸送(つまり船便)に切り替えされてた、とのこと。
 配達の人もそう教えてくれた。
 それっぽい気がするなあ、とは思っていたし腹は立たない(沖縄という立地上しょうがない)けど、航空便かと思って構えてたら数日待ったり、その逆で船便と思ってたら航空便で思ってたより早く配達来てしまったり、どうも荷物を受け取り損ねて再配達てなことがちょいちょいある。面倒ではある。
 今後、追跡のステータスに陸送か航空便かを表示してくれる欄ができてくれると助かるなあ。これは郵便だけじゃなくて、他の宅配会社でもそうしてもらえるとありがたいやつ。
 しかし、本州と陸路繋ってない土地住みなんてマイノリティ向けに親切仕様にする効果あんまりないだろうなあ。今までそういう仕様にされてないところを見ると、そんな細かいとこまでステータス反映させるてのはメリットと引き合いにならないレベルで面倒かコストのかかることなのかもしれない。

 なお私、船便のことを「ふなびん」と読んでいたのだが、配達の人は「せんびん」と発音していた。なんか業界ぽくてカッコイナㇲ……!とか思ったけど、単に私が読みを間違えて覚えてただけかもしれない。

 とりあえず新しいディスプレイは無事に届き、ちゃんとセッティングできて、無事に動作も確認できた。
 有機ELで4Kなので、とにかくめちゃくちゃ画面きれい。美しい自然や生き物をただひたすら映しているような4K動画を延々流していたい感じ。
 そもそも今回買ったディスプレイ、本来的にはそういう動画展示用のもの、文字通りディスプレイ用途のものなのだ。

 今まで使ってたディスプレイも不具合はなく、画面の見栄えもわりと良くて気に入ってたんだけど、やっぱ新しいディスプレイはアガる。
 今までのディスプレイはなにせ十年選手なのでHDMIとアナログのポートしかついてなくて、DP入力ポートがない(私が今使ってるPCはDP出力がメイン)という点で、ちょっとPC周りの機器接続でめんどくさい配線はしていた。
 あともうひとつ、職場で使ってるモニタがたまたまWQHDで解像度2560x1440というピクセル数だったのだが、これがデータ入力のときに非常に快適で、いつか横にピクセル数のあるモニタ使いたいなとずっと思ってはいたのだ。
 この二点を満たすなら、同じ価格帯にそれなりのモニタがあるにはあったんだけど、有機ELは登場当初からずっと憧れがあって、それが破格の値段で手に入るというなら試してみたくなったのだ。

 しかし、本来はPC接続用に作られたディスプレイではないので、クセはいろいろある。
 まず、壁掛けが想定仕様なので、壁掛けアタッチメントは付属してるが、スタンドは付属してない。自前で用意する必要がある。
 他、PCと繋ぐ用途がとにかく副次的であるらしく、DPやHDMIポートはあれどもケーブルは付属してないため、このへんも自前で準備する必要がある。
 そういえば、スピーカーも内蔵されてない。スピーカーも自前で準備要る。
 そしてなんといっても、すでにメーカーが倒産してるので、修理とかの補償や対応はない。
 他にも、実際使ってみて、上記の点以外でもPCモニタとしてはちょっと使い勝手の悪いところがちょこちょこあるなとは感じた。
 グレアパネルで発色すさまじく美しいんだけど、外光反射がえげつない。
 データ入力とかで長時間、画面を見つめるような作業だと反射が目に優しくなさそう。反射抑えるシート貼ったらいくらかマシになるかもだけど、それやると画面の美しさは犠牲になる可能性高いので迷いどころ。
 あと、スリープ機能がなく、一定時間画像入力が動かないと電源が切れる造りになっている。電源つけなおせばいいんだけど、立ち上がるのに数秒かかるので地味にめんどくさい。これについては省電を犠牲にして、短い時間で黒色のスクリーンセーバーを流す設定にして回避することにした。画面の焼き付き防止も兼ねている。
 それから、なんかオシャレ感のあるアクリルパネルが表面についてて、その縁が2センチくらい画面本体をオーバーして外に出ている。おしゃれだけど、その幅の分、無駄なスペースを取ってはいる。自分とこの設置状況だと邪魔になるほどではなく収まったので気にならないけど、検索してるとアクリルカッターで切り落とし&ヤスリがけとかして手作業で使い勝手よくしてる人もいた。わからんでもない。自分の作業や趣味の道具として使いたいのであって、オシャレ余白は不要と言えばまったくそう。私自身は、まああってもいいか、て感じなので、アクリル切り落とすまではしないでいいや、だけど。

 なんかこう、だいぶクセ強いやつ買っちゃったな、わかっててやったとはいえ……という気持ちにはなった。
 でも、画面すこぶる綺麗だし、とにかくデカいしパソコン作業時視界がバツグンに広くなったし、これが5まんえんそこそこで手に入っちゃったの、だいぶ満足だよ!
 あ、あと、なにせ壁掛け想定のディスプレイなので本体重量が軽くて、ちょっと動かすとかでもあまり億劫にならないのはありがたかった(セッティングしてるときはよく動かすからね)
 以前使ってたモニタだが、デュアルにするには私の家のスペースが足りないしあまりデュアルモニタ使いたいわけでもないので、職場に持っていくことにした。
 ノートPCで作図作業してる同僚がいるので、サブモニタとして使ってもらおうと思う。

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 ゾンアマ様で買ったディスプレイ、業者からゆうパックで発送されてるんだけど、14日着とお知らせ来てたのに今日に至ってもステータスが引受局から動いてない。しょんぼりだよ。
 いくら沖縄宛とはいえ、これは普段のゆうパックの配達と比べて明らかに遅い。発送元業者になんらか責任ある不具合の可能性もなくはないけど、郵便局で引受はされてる以上、今は輸送の段階にあると思われ、つまり今の段階では日本郵便が状況をハンドルしてるはず、だ。
 とにかく輸送上になんかの不具合か変更が発生してるなら教えてほしいんだよね。船便に切り替わっちゃったとか、仕分けとかで手間取ってるとか、そんな理由でちょっと遅れてるだけだったらいいんだけど。それなら大人しく待つからさ。
 ただ、なんも言わんとあまり呑気に遅延状況をおとなしく辛抱してたら、いつのまにか思ってもない結果になってたとかはイヤだからな。手違いあってて誤配とか返送とかあるとも限らんし、最悪、紛失や盗難も想定はしとかなあと……(うちの配達局は対応良くてそんなひどい目にあったこともないけど、隣町には配達物無断廃棄とかで新聞沙汰になったりもしてる評判の悪い郵便局もあるので)
 あと、無事に輸送中だというならじっと到着待つつもりはあるけど、変更後の配達予定はいつ頃になりそうかは知りたいんだよね。なにせ大きめで重めかつ精密機器だなら、再配達しないで済むように私が自宅待機できる日に配達日を調整したい。
 というわけで、とりま、日本郵便へはお問い合わせをメールで送っておいた。しかしメールは返事が五日以内とかだそうで、すぐ返事もらえん気配だ。もし明日も同じステータスのままだったら取り急ぎ電話でもお問い合わせしないとかも、面倒だなあ。
 それにしても電話の場合、引受局とお問い合わせフリーダイヤルと配達局、どこに聞くんが一番状況把握しやすいのだろう、わからんなあ。

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 ポケモンSVの曲はたいへんいいなあ、作業用に聞きまくりたい、と前から思っていた。だが、気に入った曲だけ手軽に買おかなと思ってダウンロード配信探したけどない、まったくどこにもない。全然知らなかったけど、ポケモン本シリーズのサントラってだいぶ前からiTunesのストアでの配信撤退してたのね。そして、公式で昔のシリーズのBGMをダウンロードできるサイトはあるが、最近の作品のBGMをダウンロードできるところはない。
 どうやらCDを買わないといけないらしい。まあいい曲いっぱいあったしアルバムまるごと買っちゃってもいいなあと思っていたので、DLCの曲も含めてなんと6枚組にもなるサントラを思い切りよく買ってしまった。
 私は普段はituneで曲を聴いている。ので、CDが手元に届いたときにはホクホクしながら、よしよしiTunesで取り込んでアルバム通しでわーっと聞いてみよ、とガンガン取り込ませた。
 全6枚を取り込みおわったなと思ってDisc1からとりあえず順番に聞いてみるかと再生したら、なんかおかしい。よく見たら、曲が、ひとつ30秒くらいしかない。そして思いっきり曲の途中でぷんと切れてしまう。
 はあん? どういう罠か。
 なんらかのコピーガードがあるのか?
 だけど今どき、そんなことあるか?
 ハテナをいっぱい浮かべながらちょっと検索してみて、とりあえずiTunesでの取り込みをやめてWindows標準装備のメディアプレーヤーでも取り込んでみようとする。
 ところが、こっちは曲の読み込みかけたら片っ端からエラーを吐く。だけどなぜか、曲が10秒に満たない短い曲(ジングルとか)だけは取り込む。他のリッピングできるフリーソフトをいくつか試すがそれも全部ダメ。やはり曲の一部だけを取り込むか、エラーでまったく取り込まないかのどっちか。
 CDを普通に再生するのはできる。なので、聞くには聞ける。だけど、なんせCD6枚もあるので、聴きたい曲を聴こうと思ったときにはいちいちCD入れ替えしないといけないし、お気に入りの曲にファボを着けておくこともできない。
 MP3エンコードが邪魔をしているのかと、形式を変えたりしてみるがダメ。
 もう完全に涙目。せっかく買ったのに、好きな曲だけピックアップして聞くとかできないなんて面倒くさすぎる!
 ひょっとして光学ドライブのほうの不具合もあるか?と思い、ファームウェアがないかを探したり、なんかそれっぽいのをインストールしてみたり。でもやっぱりダメ。
 なにをやってもダメ。
 
 ちょっと心折れて、とりあえずDisc1をじっくり聞いた。
 沁みる。パルデアの光と風を感じる。ほんといい曲ばっかりだよ。
 なにかしながら、シャッフルでかけまくりたい曲がいっぱいあるな。
 これは絶対にPCに音源取り込みてえ。気分に合わせて、好きな曲をぱっと出したり、お気に入りの評価で選別したりとかしたい……したいんだよ……

 なのに取り込めない。絶妙にちょっとだけ音源化はするのに、完全には取り込めない。
 お前になど十分に聞かせてやらんと言われているような気がする。
 地獄にはこういう責め苦があるかもしれない。なんだろう、違法コピーとか著作権違反とかを犯した件数×百年分とかで、めちゃくちゃ好きな曲をサビ直前で止められ続けるとか、そういう。

(お前は好きなときに好きなSV曲を聴くことは出来ない。CDをセッティングして光学メディアぶんぶん言わせながら聞くんだな。さもなきゃ新しい光学メディアを買って逐一試してみるんだな)
 あまりの徒労感に、閻魔様なのかGAMEFREAKになのか、冷たーくそんな宣言をされた気分になって、マジ泣きしそうになった。
 そんな、そんな……
 こうなったら、CDで曲を再生してWave形式で録音して、そっからMP3化するしかないじゃないか……
 アナログすぎる。テープのダビングじゃねえんだぞ。もう二十一世紀も四分の一近く進んでるこのご時世に、そんなアホな手間かけるなんてあるか。

 悄然としながら、とりあえず朝だか昼だかわからない飯を食べた。
 CD取り込めない問題に拘い続けるわけにもいかない。
 実はサントラを買うのと近いタイミングで、ディスプレイも買ってしまっていた。今日か明日には届く予定なので、ちょっとPC回りを整理して掃除もしとくかと、ケーブルなどを抜き差しする。
 そこで気付いたのが、外付けの光学メディアをUSBハブというか、増設ポートを介してつないでいたことだった。
 掃除を終わったあと、もしかしてこれが……と思い、光学メディアをPCのUSBポートに直接指して試してみた。
 あっさり。あっさり、取り込みが成功した。

 あああああああ、こんなことおお??!!
 だけど、やる、やるよね、やるわあ!
 こういうミス、あたい、よくやるんだよねえええ!!

 私がポンコツなのが悪いのだが、なんだろ、思ってる原因じゃないちょっとしたことが足枷になってるの、気付くとびっくりするよね。こんなとこで躓いてたのか。
 とりあえず、曲を全曲ちゃんと取り込めたので、ほっとしたし、嬉しい。
 しばらく作業BGMはポケモンSVまみれになると思う。

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 小学生の頃だったか、フィクションで登場する「取調室のカツ丼」に憧れてた。日常でそもそもカツ丼を食べることがあまりなかったから余計に憧れたというのもあるが、とにかく食べたら号泣して全部白状したくなるようなほかほかの丼飯、なんかとんでもなく美味そうで食べてみたいじゃない。
 中学生だか高校生になって、風の噂に取調室のカツ丼は奢りっぽく出してくるけど実は自腹で後から代金請求されるらしいよと聞き、現実は世知辛えなと思うと同時に、えっじゃあなんかで取調室にぶち込まれてホカホカのカツ丼を目の前に出されても躊躇なく手が出せるように、最低千円分くらいは緊急用の小銭をポケットとかに持ち歩いとかなきゃ……みたいなことをうっすら心構えた記憶がある。
 中年になった今思い返してみると、なんで子供時代の自分は、人生で一回は取調室にぶち込まれてカツ丼を目の前にする想定で生きてたんだよ、とは……
 

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 一昨日の吐き気は頭位めまいを起こしていたせいだったぽい。
 晩飯食べた後、ううん気持ち悪ぅ、と思って横になった途端にぐるぐるめまいを起こして、うわあ久々にめまいなったな〜、てなった。
 昨日も調子は悪かったが、言うて休むほどではないので意気の上がらんまま仕事してきた。なんせ寝転がったとき、あるいは寝ながら頭を一定の方に向けたときにめまいを起こすので、休んで寝っころがっててもめまい起こすだけだし、それなら起きて動いている方が楽なのだ。
 どうせ1日、2日ほど経てば治るとわかっている。

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 なんか今日はだいぶ回復してきたぜえ、と思って、朝昼はまあまあ普通にごはん食べて、おっイケるイケる、だいじょぶそ!となり、晩飯はスーパーに買い物行ったついで、安売りになってたお惣菜を適当に選んでたんですけど。
 なんかまた急に気持ち悪くなってき、たよ……?!
 昨日はおかゆさん中心で、ほんで今日も、朝と昼は、油ものや香辛料もネギ類など刺激のありそうなのを避けた(自然にそういうのを選んでた)んだけどね。
 ほんで晩飯に、スーパーのお惣菜マカロニサラダ、いけるやろと思ったんだけど、なんか、サラダに混じってたタマネギが、なんか……喉に残ってるような変な後味で……後から延々、喉元にうっすらせり上がってくる感じがする……
 それともおかずに魚のフライを一個チョイスしたのが悪かったのか?

 なんだろう、もしや、ネギ受け付けなくなった、のだったら。
 友人に、タマネギからニラ、ニンニクまで、とにかくネギの類の野菜を食べると胃腸をやられる人がいて、もしかしたら症状が似てるかもしんない。そうだったらなかなか面倒だなあ、わりとネギに依存した食生活してきたからな。なにせネギの仲間は大概安くて旨いから、なんとなく具材にネギぶっこんで焼いたり煮たりしておけばいいや、ていう、適当な自炊をしてきた人生だった。

 まあよくわかんないけど、ちょっとしばらくは食べ物に注意を払っておかざるを得ないねこれは。

 なお合同誌の原稿は、昨日1本、粗々だけど書き上がりはしたので(直しはいっぱい要る)、あと1本も勢い良く書くぞ! 点火めっちゃ遅い人間だけど、いよいよ燃えてきた!! がんばるわ、がんばっぞオラ!!

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合同誌の原稿が全然進まなかったのが、なんかノリがキタ!今なら一気に書けそう!降りてきた!となったのに、なぜか今週頭からいきなりめちゃくちゃ腹を壊して、月曜はなんとか出勤したけど終始吐き気が続き、昨日は一日休んでずっと横になってた。変なものを食べた記憶もないんだが、6月末の職場の飲み会でだいぶ酔っ払ったし少し腹も下したので、その影響だろうか。いやでも1週間も前の話やぞ? 
 なんとか今日は回復してきて吐き気はおさまったけど、下し腹がまだ少し続いていたので、今日は慎重を期しておかゆさんしか食べてないのだ、腹が空いた。明日は普通にものが食えますように。

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 舟田詠子『パンの文化史』(講談社学術文庫)という本を読んだ。
 めちゃくちゃ良い本で、かつ、読んでて面白かった。
 説明されるパン通史は、主にヨーロッパ地域の発酵パンが中心にはなるが、中近東、古代オリエント、インドや中国にまで及ぶ麦の粉を練って焼く食べもの、という観点で広がりは示唆していて、視界が広い。
 なにより、小麦の種類と挽き方、こね方、発酵、焼き方、窯や道具、そうして出来上がるパンのさまざまな種類、保存の仕方、そのほか文化的な立ち位置まで、パンを作り食べるにまつわる様々な側面が万遍なく書かれている。
 しかも、たくさんの註と参考文献と索引までばっちりィ!!
助かる〜〜! ありがて〜〜!!
 
 あと、筆者の個性を感じる、視点の置き方や文章表現の良さもある。なんとも味わいが良い本。読んでると皮が少し硬めなパンが食べたくなる本なのだが、なんかこの本自体の読み味も、そんな風味のある味わいだった。

 本の書き出しである、「はしがき」で紹介されたエピソードがすごく好き。ドイツに留学したときの筆者がホームステイした家のパンの思い出。
 ”そこでは日曜日ごとに夫人お手製のパンが朝の食卓を飾っていた。そのパンが、ときにはレースのフリルにうずまるように、銀のパン籠におさまっている、おシャレな日曜もあれば、使いこまれた木皿に無造作にのっている、さりげない日曜もあった。”
 "ところがある日曜日に突然もっとすてきなパンが現れた。紐状の生地を六本どりにして、細長く編んだパンだ。どの角度からも三つ編みに見えるという、お下げ髪のようなパンに、私は歓声をあげた。「まあ、今日はなんの記念日!」。するとシュスター氏はこんな冗談を言った。「今日はおかあさんの"ごきげんうるわしい記念日"だ」。"
 この「ごきげんうるわしい六つ編みパン」のエピソードが本の初っ端に出てきた時点で、もうすっかり、本に引き込まれたなあと思う。
 後半、ヨーロッパ各地のパンづくりの具体例を取り上げた章は、綿密なフィールドワークを基にした記述で構成されていて、各地のパン作りのあらましが具体的にわかって面白かったが、その中で、オーストリアはアルプス地方の村でのパン作りでは、パン作りを担う主婦はパンの焼き方を姑から習うという点に関する論考も印象的だった。
 結果で言えば、その地方では各家に作り付けのパン焼窯を使う焼き方をするが、窯はそれぞれの屋敷に合わせて作られているから、実家と嫁ぎ先では窯の造作が異なっている。パン焼窯でパンを焼くには微妙な火のコントロールが要るが、実家とは異なる窯でうまく焼き上げるには姑のパン焼きの手伝いをし、二、三年ほどかけてその家の窯での焼き方を習い覚える必要があるのだった。だから、実家の実母から焼き方を覚えることにはならない、ということだった。
 ところが近代に入ると、伝統のアーチ型焼窯ではなく新しい二段式のオーブンが導入された家があったり、婿を迎えたので実母からパン焼きを習ったりとか、そんな理由で必ずしも姑からその家の焼き方を覚えないパターンも出てくる。さらに戦後には(古いタイプの窯が破損したりして使えなくなったときに修繕や新造できる人も少なくなったという理由で)電気式のオーブンに切り替わったりする。そうするともはやパンの焼き上げる火力調整の技術伝達自体が必要なくなる。そうして、パン焼きは姑から習うものではなくなる。レシピ本を見て、そこに書かれているようにタイマーをセットするのがパン焼きの作業になるのだと
 時代が進んで道具が変遷するに伴って、背景にあった広い文化のかたちが変容することのディテールを、淡々と、しかし惜しむような筆で書いていく。この細やかさ、綿密さはほんとに面白かった。
 姑から嫁へのパン焼き技術伝承については、もともとはそれをテーマにした筆者の調査研究報告(助成金を受けてのプロジェクトらしいので、たぶん論文にまとめてある)が下敷きにあるらしく、そりゃ内容が詳細で斬新で視点が面白いのは当然だなあとなったが、その他にもパン文化の調査で折節、筆者自身が体験したエピソードがちらっとちらっと出てくる。そのいちいちのディテールは訥々と語られて、でもなんだかはっと胸に落ちるような感じがある。それがなんとも滋味があり、また興味深い。
 良い本読んだなあ。買ってよかった。これは読み返す本になるわ。

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